最初は大手監査法人に入所しながら、それぞれの道を経て三優へとたどりついたメンバーたち。
実体験だからこそリアルに語れる、「理由」をお伝えします。
玉井 信彦
パートナー
前職
大手監査法人
小松 敬史
マネージャー
前職
大手監査法人、
税理士事務所、銀行
門脇 優
マネージャー
前職
大手監査法人、
一般事業会社
山本 涼紗
監査スタッフ
前職
大手監査法人、
一般事業会社
酒井 知央
監査スタッフ
前職
大手監査法人、
一般事業会社
最初の入所先に、
大手を選んだのはなぜですか?
「『とりあえず大手を
受けておこう』という気持ち」
(酒井)
「もうちょっと慎重に
検討したほうがよかったのかな」
(門脇)
玉井:実は就活に出遅れてしまって、受け付けてもらえる監査法人がほとんどなかったんです。辛うじて間に合った大手に受かることができた、というのが率直な理由です(笑)。
小松:私の状況はちょっと特殊かもしれません。3回目の受験で科目合格しかできなくて、会計士になること自体をあきらめかけていました。でも、とある大手が、科目合格さえしていれば働きながら資格に挑戦できる制度を始めたんです。そこに入所できたおかげで会計士になれた。三優の話じゃなくて申し訳ないですが、本当にありがたかったです(笑)。
山本:私は大手に絞っていました。業務が幅広いだろうと。とはいえ就職難の時代だったので、中小の法人説明も一通りは聞いたんです。それでも当時は、やっぱり大手のほうが魅力的に見えましたね。
酒井:正直、「とりあえず大手を受けておこう」という気持ちでした。受験に手いっぱいで、監査法人の下調べをする時間がまったく取れなくて……。
門脇:僕も酒井さんと似ています。受験仲間の多くが受けていた法人を、自分も受けた、というレベル。いま思えば、もうちょっと慎重に検討したほうがよかったのかな。ビジョンの比較検討くらいはすべきだったかもしれませんね。
なぜ、三優への転職を
決めたのですか?
「大手が二の足を踏む、
IPO支援への注力」
(玉井)
「ワークライフバランスと、
品質への安心感」
(山本)
玉井:前職では25年勤めて、最後は札幌にいました。子どもの学校のこともあって東京に戻りたかったんですが、なかなか叶いそうにない。それなら、と転職を意識し始めました。その時、「なぜ自分は会計士になったんだろう」という原点を改めて考えてみたんですね。もともと私は、中小企業の力になりたかったんですよ。その手段としてIPO支援があった。ところが大手は、ビジネス的な判断からIPO支援をあまりやりたがらなくなっている。そこで、IPO支援に力を入れている三優に目が留まったんです。
門脇:私もIPO支援がやりたくて、大手にいた頃もそういう希望を出し続けていました。自分の目がすみずみまで行き届く規模のクライアントを、しっかり支えたかった。ところが大手で経験を積むと、かえって大規模なクライアントを担当することになるんですね(笑)。
酒井:クライアントが大きいと、チームも大きくなりますよね。自分の存在意義や、手がけている仕事がどんな影響力を発揮するのか、わかりにくくなっていく。
門脇:配属先は運任せになるし、それが将来を大きく左右することも怖い。
山本:人数が多すぎると、一人ひとりの業務量まできちんと見てもらえているのかも不安ですよね。2社目に選んだのは一般事業会社で、仕事は経理。でも、やっぱり監査がやりたくなってくる(笑)。そんな経緯があったので、三優を選ぶ時にはワークライフバランスも重視しました。
門脇:私も2社目は一般事業会社でしたが、山本さんがおっしゃるのと同じ物足りなさを感じました。経理の仕事にももちろんやりがいはあるけれど、資格の意味あるのかな、と(笑)。
小松:私は経理ではなく銀行の内部監査でしたが、やっぱり同じですね。監査といってもマニュアルに基づいたチェックが中心で、思い描いた仕事とはズレがあった。「資格がもったいない」と強く感じていました。監査法人への再転職にあたって重視したのは、監査の品質です。三優の面接でも「監査について、外部検査で指摘を受けたことはないか」とはっきり尋ねました。
山本:BDOインターナショナルのメンバーファームであることも、品質面における大きな安心材料ですよね。
門脇:実は、大手監査法人時代の先輩から三優を勧められたんです。すでに独立している方なんですが、三優と仕事をする機会があったらしくて「あそこは人間関係がすごくいいぞ」と。説得力ありますよね(笑)。
入所して実感した、
三優のよさは何ですか?
「監査難民を救う、
選択肢としての存在意義」
(小松)
「上席にも根付く、
一人ひとりを受け止める姿勢」
(酒井)
門脇:IPO支援に力を注いでいる分、発展途上のクライアントが多いですね。その分、よく頼られるし、こちらも全力で応えたくなる。「役に立っている」という実感が強いですね。
小松:問題事項を見つけると、原因と改善策をちゃんとペーパーに落とした上で、クライアントに提示する。前職ではそこまでやった覚えがありません。「公正かつ情熱のある監査」が三優のポリシーですけど、まさにそれを体現しているのではないでしょうか。それにいま、「監査難民」という言葉がありますよね。玉井さんがおっしゃったように、大手が引き受けないのでIPOという大きな成長戦略を選択できない企業がある。三優という選択肢が市場にある意義は非常に大きいと思います。
山本:ワークライフバランスを重視していたので、幅広い仕事を任されながらも、過度な業務負担がないことにホッとしています(笑)。それに転職組が多いせいか、監査法人以外のバックグラウンドを持つメンバーも多いですね。その意味でも、多様性のある組織と言えるんじゃないでしょうか。
玉井:メンバー同士の距離感がいいですよね。上席の存在が近くに感じられる。私は前職でシニアマネージャーだったんですが、大手だとその立場になると現場での調書づくりにはノータッチなことも多いようです。だけど三優では、パートナーでさえ現場に足しげく通うし、メンバーの相談にも乗る。
酒井:レビューもすごく丁寧にやってもらえますね。大手の場合はマネージャー・インチャージクラスがレビュワーを務めますけど、三優だとパートナークラスのレビューを受けられることも珍しくないですから。私は入所して間もなく、コロナ禍で業務のほとんどがオンラインになってしまいました。いきなりこれは辛いな、と思っていたのですが、パートナーの「何かあれば、いつでも電話してきてよ」の一言で救われましたね。そのおかげで、コミュニケーションの量は前職よりむしろ増えているくらい。こうした「受け止める姿勢」が根付いているところも、三優の魅力だと感じています。
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