離れることで、
はっきり見えた。
三優という、
優れた成長環境。
さまざまな可能性が待っている、公認会計士の未来。
三優からも多くの会計士が巣立ち、それぞれの道を歩んでいます。
そんな独立OBのひとりに、三優について語ってもらいました。
いつから独立を
考えていましたか?
実家が税理士事務所だったので、いずれは継ぐのだろうと思っていました。公認会計士試験に合格すれば税理士の資格も取得できますから、中学生時代には将来の受験を意識して、大学入学と同時に勉強を始めていましたね。
なぜ三優を
選んだのですか?
独立のことを考えると、早めに仕事の全体像が把握できたほうがいいだろうと思いました。実は大手の監査法人からも内定を頂いていたのですが、クライアントの規模が大きい分、仕事の一部しか見られないイメージが強かった。自分が何をやっているのか、わからなくなってしまいそうで不安でした。三優なら規模はちょうどいいし、リクルーターから「自由度が高い」「自分で考えて仕事ができる」と聞いたのも大きかったですね。
実際に入所して
いかがでしたか?
わざわざ準大手を選ぶ人が集まっていますから、やっぱり考え方に共通点がありました。「全体を見たい」「自由にやりたい」と。それに応えるように、法人側もうるさく言わずに任せるスタンスでした。ある案件を渡したら「あとはクライアントと議論して進めてよ」。で、こまごました指示はなし。今はさすがにもっとコントロールが効いているでしょうが、当時はかなりしんどかったです(笑)。ただ、そのおかげでかなり鍛えられましたし、大きなトラブルがなかったところを見ると、実は裏側で上司があれこれ支えてくれていたのだろうと思います。
思い出深い出来事は
ありますか?
入所5年目くらいでしょうか。クライアントの経営者から、ビジネスにかける想いをお聞きする機会がありました。どんな理想を描いて会社を設立したのか。どんなふうに世の中に貢献したいのか。感激しましたね。話の中身はもちろん、まだ20代の自分に、上場企業の社長が語りかけてくださったのが嬉しかった。そこまで認められる距離の近さも、三優らしさだと思います。
いつ三優から
独立したのですか?
30歳を超えたタイミングです。漠然と30歳が節目だろうなと思っていましたし、子どもの小学校入学のタイミングとも重なりました。ただ、かなり迷いました(笑)。実家に戻れば税務が仕事の中心になりますが、まだまだ監査でキャリアを積みたい気持ちもあり、十年過ごした三優の居心地のよさに未練もあった。また、法人顧客から主に個人顧客へ、チームワークから個人プレイへ、仕事のスタイルが切り替わることも不安でしたね。その迷いを上司に相談した結果、社外協力会計士という立場で引き続き三優に関わることが決まりました。思い入れのあるクライアントもそのまま担当することができて、本当に嬉しかったですね。
三優だから
得られたものとは?
コミュニケーションスキルや調書作成などの業務スキルは、かなり早い段階で磨かれたと思います。そこにはやはり、三優のちょうどいい規模と環境が影響していますね。大手に比べてクライアントが小さいかわりに、一人が見る範囲が広い。そして、3年目で現場のインチャージを務めるほど、早いうちから任される。だからこそ、課題解決に主体的に関わることができる。もちろんその分の負荷はかかりますが、目的意識を持ち、自分でちゃんと考えて仕事を進めたい人にはまたとない環境だと思います。私自身、もし実家を継ぐことがなければ、今でも三優にいたでしょうね(笑)。
スペシャルコンテンツ