名鑑10

監査から
アドバイザリー
仕事広げいく。

公認会計士門脇 優
マネージャー/2015年 入所

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STORY

2008年/大手監査法人入所

高い専門性いう武器持った公認会計士憧れてこの世界へ。

子どもの頃にお世話になっていた父の友人が公認会計士として働いていました。その方が「公認会計士は高い専門性という武器があるから若手の内からクライアントと対等に仕事ができる」とよく私に話してくれました。それが強く印象に残っていたため、大学1年生のときに公認会計士の資格取得を目指します。順調に大学3年生で試験に合格し、大手の監査法人に入所。当時は今よりも売り手市場かつ、大量採用の時代であったため、あまり深く考えず大手に入りました。しかし、法人もクライアントも規模が大きかったため、新人の自分が担当できる仕事の範囲は狭く、案件の全体像があまり見えないという状況が続きました。4年ほど働きましたが、自分には合わないと感じて退職。そこから半年ほど転職活動を行いながら、キャリアをゆっくり考える時間に使いました。

2013年/事業会社経理して転職

一度離れたからこそ、本当やりたいこと監査だと気づいた。

転職活動中に何がしたいかを考えていく中で「もっと自分の武器を増やしたい」と思うようになりました。特にこれまで会計士として外側からしか見ることのなかった経理業務を深く知りたいと感じました。そのため、監査法人を離れ、事業会社に経理職として転職しました。経理以外にも、総務などの管理業務も幅広く担当し、様々な方向で知識や経験を積むことができました。しかし、経理とは異なる管理部門でのキャリアが提示されたことにより、もう一度キャリアを見つめ直します。そこで改めて公認会計士の資格を活かしたい、監査業務に向き合いたいと感じ、転職活動を開始しました。前職の先輩からの私が三優の雰囲気に合っているというアドバイスをきっかけに選考に参加しました。働いている人たちの人柄に惹かれたことや、興味のあったIPO支援の案件に強みを持っていることに魅力を感じ入社を決めます。再びはじまる会計士のキャリアに胸が高鳴りました。

2015年/三優監査法人転職

クライアント対等立場仕事できていること喜び感じる。

三優入所後は通常の監査業務に加え、希望していたIPO支援の業務にも携わることができています。担当しているクライアントも中規模の企業が多いため、案件全体の動きを把握でき、自分の手で仕事を動かしていることを実感しながら働くことができています。入所後の仕事の中で、最も印象に残っているのは最初に担当した案件です。クライアントは業績が落ち込んでいたこともあり、様々な施策を実行していたので監査の状況も複雑でした。ときには、クライアントの社長様と議論がヒートアップすることもありました。しかし、そういったコミュニケーションを取りながら一緒に課題を解決していくことで信頼関係が築かれていきました。改めてクライアントと対等に仕事ができるというのはこういうことなんだと気づき、小さい頃に憧れた会計士として働いているんだなと実感でき感慨深かったです。

2021年/アドバイザリー部署異動

業務広げて、自分武器さら増やしていきたい。

2021年にアドバイザリーの部署へ異動となりました。アドバイザリーとは、公認会計士として、クライアントにコンサルティングや財務調査などのサービスを提供する業務です。異動のきっかけは自分が主査を担当していたチームにアドバイザリーのメンバーが加わったことでした。そこでアドバイザリーの仕事について教えてもらい、監査の仕事とは違った魅力を感じました。案件によって細かく定められた項目をチェックするディフェンス的な側面の強い監査業務に対して、アドバイザリー業務はクライアントの要望に応えるためにある程度自由に調査プロセスを設計することができるオフェンス的な仕事です。社内で募集がかかったタイミングで手を挙げました。異動後は顧客への貢献にやりがいを感じているため、自ら動いてよかったなと感じています。今後も自分の武器をどんどん増やしていけるキャリアを選択していきたいです。